2017年12月18日

若者の会話

(読了目安5分)人気ブログランキングへ

今回は若者の「会話」の傾向について触れてみましょう。


若い人ほど、断定的で否定的な、熱い会話をする傾向があります。
自分の価値観だけしか自分の世界にないからです。
穏やかな話し方をしている人でも、選ぶ言葉は
意外にスパイスの効いたものだったりします。


しかし歳を取るほど、自分の不完全さや
違う価値観の容認もできるようになり、
丸みのある会話になっていきます。
ですから、若い人と年配者の会話の傾向は、
若い人が断定的で否定的な熱い会話をし、
極論すれば、「私は正しい・他人はおかしい」となります。、
そしてある程度知恵のある年配者は、若い人の熱い話を聞いて、
冷静に、「まあそれもありかもね」となります。


先日、マスターの店の厨房で興味深い会話がありました。
体験学習で短期滞在のA子さんと、
長期滞在で修行中のB子さんの会話です。
B子さんの方が7歳年上です。
B子さんの人生は、すでに外側に幸せを求める段階は終わり、
自分と向き合うステージに入っています。


以下、少し大げさにアレンジしています。


A子さん 「私、いろいろと遊びに行きたいんです。
なんでもやってみたいんです!B子さんはいつも料理を作ってますけど、
いろいろと遊びに行きたくないんですか?」

B子さん 「そうだね、もう特に遊びに行こうと思わないねえ。
今の生活で満足だし」

A子さん 「だっていつも同じことなんてつまらなくないですか、
海外とかすごくいい景色がありますよ」

B子さん 「まあそれも楽しいかもね」

A子さん 「でしょ、私、いろいろな場所に行っていろいろ体験したいんです」

B子さん 「たしかにいい景色を見るのはいいよね」

A子さん 「ですよねえ、私、じっとしていられないタイプなんですよ。B子さんも
絶対にいろいろ見た方がいいですよ」


実はB子さんは、以前は幸せを「外側」に求め、
A子さんと似たようなことをしてきたんです。
国内外の旅行を楽しみ、お洒落な店でグルメを楽しみ、
「先生」と呼ばれる仕事もやり、
小さな会社でも、正社員として勤めました。
そして「もう外側を探すのは終わり」とけじめをつけ、
現在は自分の内側と向き合っています。
ですからB子さんからA子さんを見れば、
「過去の自分」と重なる部分があり、A子さんの気持ちはわかります。
でも、A子さんはまだ経験不足で、B子さんの気持ちはわかりません。
しかもB子さんは、A子さんの夢を壊さないために、
「私はもう飽きた」とか「いずれ自分と向き合う時が来るよ」とは言いません。
自分がかつてA子さんの立場だったとき、言われてもつまらない言葉ですし、
実感が持てないだろうということも、わかっているからです。
B子さんがA子さんの言葉を否定しないのは、
若い世代に対する気使いなんです。

「海外旅行より愛をそそぐ方が楽しいよ」
「グルメより愛をそそぐ方が楽しいよ」
「なんだかんだ言っても、自分を自立させないとね」
などと言っても、それぞれの世代で興味の対象は違うわけです。
ですから、B子さんはA子さんの言葉に対して、
「そうだね」
とリアクションするぐらいしかないわけです。


上の話を極論すれば、
5歳の女の子が、「プリキュア」を見ない70歳のおばあちゃんに対して
「おばあちゃんなんでプリキュア見ないの?こんなにおもしろいのに。
おばあちゃんなんにもわかってないよね」
と言うのと同じです。
おばあちゃんが孫に
「プリキュアより愛をそそぐ方が楽しいよ」
と言っても、それぞれの世代で興味の対象は違うわけです。
ですから、おばあちゃんは孫の言葉に対して、
「そうだね」
とリアクションするぐらいしかないわけです。


若い世代ほど熱く語り、周囲を否定する傾向が強くなるのは、
人生経験がないため、自分中心で自分が正しく、
自分だけの世界で生きているからです。
やがて知恵を身につけるほど、自分は世界の中心ではないことを知り、
人は不完全だと知り、人があっての自分だということを知っていきます。
それが「大人の思考」の入り口です。


さて、A子さんはB子さんの「地味な行動・地味な考え方」に否定的でした。
若いA子さんにとってB子さんの行動は理解できなかったんです。


では、マスターより若いB子さんにとって、
マスターの言葉や行動は、理解できないものなんでしょうか。


実は、ここからが大切なところなんですが、B子さんはある程度歳を取り、
外側に向かっていた意識を「内側」に向け始めた人です。
つまり、大人の思考の第一段階に入ったわけです。
「大人の思考」ですから、B子さんはマスターを否定することはしません。
否定しませんからストレスが溜まりません。
ストレスが溜まりませんから、
自分の力を発揮することができ、愛をそそぐことができます。
ですからその愛は自分に返ってきて、
不安なく落ち着いた気持ちでいられます。


なのでB子さんは、先人の言葉を否定することなく、
「先人の知恵を吸収する」というスタンスをとれるようになりました。
「先人の言行を否定する必要はなく、むしろ学んでしまおう」
というスタンスです。



◎まとめ

若者の会話、言ってみれば「子供の思考」の人の会話は、
熱く、断定的で、否定的な傾向があります。
さて、みなさんは、断定的で否定的な話を熱く語っていませんか?
心当たりがある人は、まだ子供の思考かもしれません。


余談:
マスターも、熱くなることはありませんが、
否定的で断定的なことを書くことがありますよね・・・
否定や断定については、よく考え、愛をこめて書こうと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ブログランキングに参加しています。
現在7位です。
応援のクリックをいただけたら嬉しいです。


上から目線?
朝の掃き掃除の様子です
















朝の海です
雲がキレイでした
















今日も夕日は雲の中でした
















ばあばからもらった葛湯とさつま揚げです
さつま揚げは夕食のおかずになります

















みなさんにお願いです。
本文下の人気ブログランキングのバナーのクリック、
今年いっぱいでかまわないので、気が向いたら毎日お付き合いください。
現在7位前後ですが、きっとベスト3に入ると思います。
どうぞよろしくお願いします。
そして年末年始にドライブに行く人は、
「男性とドライブ」カテゴリーを読み忘れなく。
(第一話はここ