2017年7月7日

料理の腕は大切ですか?

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久しぶりに「料理に愛を」カテゴリーです。


タイトルの「料理の腕は大切ですか?」というのは、
もちろん「長く愛されるために、料理の腕は大切ですか?」という意味です。
もしプロの料理人になることがあなたの人生の目的なら、
たったひとこと

「料理の腕は大切です、以上」

となりますが、結婚生活を前提にし、
「長く愛されるために」という視点だと、ちょっと違います。

・・・

「女は料理の腕が大切ですよね?」

「結婚したい女性のトップは、料理の腕がいいこと、なんですか?」

「料理が上手だと、旦那が寄り道しないで帰ると聞いたことがありますよ」

「夫の胃袋をおさえれば夫婦円満になるって聞きますけど」


こんな感じの質問をしてくれた女性が、いままでに何人もいました。
マスターに質問をくれた女性の全員がそう信じているわけではないと思いますが、
ネット上でも似たような意見を読んだことがあり、
こんな考え方の女性がいることに、
心配というか驚きというか、複雑な気持ちです。


上記のようなことを信じているのは、特に若い女性に多いみたいです。
きっと若い男性も、「女は料理ができなくちゃいけない」なんて思っているんでしょうね。
男女とも人生経験が少ない世代ほど、
上記のような考え方を信じているような気がします。


世界有数の調理の免許を持っている女性、料理学校の先生、
それから料理研究家、有名ホテルや料亭の厨房に勤める女性などは、
もし「料理の腕」が夫婦円満の秘訣なら、離婚なんかしないはずです。
しかし彼女たちだって普通に口論しますし、もちろん離婚もします。
いくらおいしい料理を作る腕を持っていても、
全てが円満な夫婦関係ではないんです。
それにみなさんは、離婚の原因が「おいしい料理を作れないこと」
なんて、普通に考えてイヤですよね。


また、円満な夫婦関係にとって妻の料理の腕が大きく関係するなら、
「料理人の彼氏」がいる女性は、結婚できません。
結婚したとたん、妻はいきなり厳しい立場になってしまうからです。


世界のグルメたちを喜ばせる一流料亭やホテル、
レストランの料理人の多くは男性です。
彼らの前では、女性のほぼ全員が、
彼らよりも料理の腕は落ちるはずですが、
それでも結婚している人もいます。
これは、男性が女性に対して、「料理の腕」よりも
重視しているものがあることの証明と言えます。


結論としては、長く愛されるために、
料理の腕は大切ではありません。


「料理の腕が夫婦円満のポイント」という言葉があるとしたら、
それは、愛とは無関係の世界に住む人、つまり

「子供の思考の人」
「ネタが尽きた恋愛系ライター」
「営利目的の料理学校」

などから出た言葉ですから、鵜呑みにしなくていいです。


大人の思考の世界では、料理の腕など足元にも及ばない、
「もっと大切なもの」があります。
みなさんが求める「知恵のある男性」は、
料理の腕の良し悪しにはこだわりませんから、
知恵のある男性と結婚するために花嫁修業をするなら、
「料理の腕を上げる」という項目は含めなくて大丈夫です。


むしろ料理の腕を重要視する男性と結婚したら・・・長く愛されません。
理由は以下に続きます。



◎強いこだわりは危険

料理の腕に強くこだわる男性と結婚したら・・・
あなたは長く愛されません。


理由は

「料理は女性が作るものである」
「おいしく作るのが当たり前」
「おいしい料理を食べたい」
「妻は料理がうまいと自慢したい」

などと考えている男性だからです。



なにが悪いのか・・・


・・・すぐにわかった人もいますよね。


そう、その男性は「受身」なんです。


自分の力で幸せにならず、
「料理に幸せにしてもらおう」と考えているんです。


料理をおいしくするのは、作る側の力ももちろん大切ですが、
食べる側の力も大切です。
食事できることに感謝しながら、お腹が空いているときに食べれば、
ほとんどの食べ物がおいしくなりますが、もしおいしくないなら、
料理をまずくしてしまう原因は、作る側の腕の問題だけでなく、
食べる側の心の問題にもあるということです。


心が安定していない人は、同じ「おにぎり」を食べても、
「自分の力」でおいしくすることができず、
おいしいと信じられる条件を欲しがります。


「〇〇産の米を、〇〇の名水と専用開発された土鍋で炊き、
〇〇の塩を使って、その道30年のプロが握ったおにぎりです」


こんな肩書きがあるとおいしく感じることができるわけです
(たとえその肩書きが偽装であっても)。


この考え方は、
「幸せは誰かが運んできてくれる」
というものですから、もし本人が不幸を感じたときは、
周囲に対して「幸せにしてくれ!」と叫びます。
また、「オレが不幸なのはおまえのせいだ」と人を責める考え方なんです。


料理の腕を重要視する男性は、子供の思考で、
「オレを幸せにしてくれ」と言いながら、
「おいしいもの」を食べては太っていくタイプが多いことを忘れないでください。


ということで、長く愛されたいなら、
料理の腕を重要視する男性はスルーしてかまいません。


注意したいのは、結婚したい一心で、
女性に対して「料理の腕は関係ない」と言う男性もいる、ということです。
しかしこれは、普段の生活を見ていればわかりますから安心してください。
普段から「男の三悪」に縁がなく、宗教、過趣味、過食、ペットなどの
「痛み止め」にも縁がなく、時間や約束を守る男性なら、
きっとその男性の言葉は本当です。
もちろんそんな男性を引き寄せるには、
あなたが大人の思考になる必要があります。



◎人生のよりどころ

それから、料理の腕に自信がある女性は、

「私の料理の腕をわかってくれる人と結婚したい」
「料理上手って言われて生きていきたい」

などと思うかもしれませんが、女性が「自分の料理の腕の良さ」を、
結婚生活や人生のよりどころにすることは危険です。


常に「おいしいね」とは言ってもらえないからです。


味や演出に対して期待通りの「好意的なリアクション」がないと、

「私は料理がうまいのになぜ?」
「あんなに練習してきたのに、なんでわかってくれないの?」
「わかってくれないならもう作らないわよ」

と考えてしまうかもしれません。
そうなると、料理を作ることが「楽しみ」から「苦痛・義務」になり、
ストレスが溜まってしまいます。
料理はまず、食材への感謝や、食材との会話を経て、
料理を作ることができる健康な身体や、
自分が作った料理を食べてくれる人がいることに感謝し、
人の役に立てた充実感を味わうものです。
料理を出した時点で、作った本人の幸せは約束されているんです。
それ以上必要なものはないはずです。


また、料理の腕に自信がある女性は、自信をつけるまでの訓練で、
人間として成長しているはずです。
人間として成長しているならそれで満足できるはずです。
結婚生活では、「料理人」としてではなく、
「人間」としての成熟度の方が大切です。
料理に自信がある女性は、それはそれでとてもいいことですが、
その自信がストレスにならないように、
より大きな視点から人生を見てください。



◎まとめ

1)
長く愛されるために、料理の腕は大切ではありません。


2)
女性は料理の腕が大切だと強くこだわる男性は、子供の思考です。


3)
料理の腕に自信がある女性は、
それを人生のよりどころにしないでください。


以上です。


ちなみに、料理がヘタなほどいいというわけじゃないですからね。
料理の腕はあった方がいいですが、
それよりももっと大切なものがないと、
料理の腕があっても意味がないんです。
そのあたり誤解のないようにしてください。


次回は「料理がマズイから帰宅したくない」というセリフを使う男性について、
そして、料理の腕よりもっと大切なことについて書こうと思います。


お楽しみに。

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そういえば7月に入ってセミの鳴き声が聞こえ始めました。
なんだかんだ言ってもう夏なんですね。