2017年7月4日

生乾きのニオイ退治

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先日、妻と買い物に出かけたときのことです。
混雑するスーパーの店内に、「汗クサイ人」が数人いました。
少し離れていても気になるニオイでしたから、
もし電車などで近くに立っていたら、きっと大変です。


今回は、少し長文で、衣類の生乾きによるイヤなニオイの話です。
もちろん「長く愛される」という視点からの話です。


「汗クサイ」と言われるニオイは、必ず消すことができますから、
気になっている人はじっくり読んで実行してみてください。
特に一人暮らしだと、体臭は誰からも言ってもらえず、
自分では気付かないことがあります。


「長く愛されない理由はニオイだった」・・・


これはもったいないことですから、消せる体臭ならすぐに解決しましょう。


今回は「生乾き系」のニオイについてですが、
いつか「ワキガのニオイ」と「足のニオイ」についても書こうと思います。
ワキガや足のニオイで悩んでいる人は、
やり方を間違えなければ必ずニオイはなくなります。
実証済みの方法ですので、投稿を楽しみにしていてください。


以下に沿って書いていきます。

◎ニオイが出る仕組み
◎洗濯機の除菌
◎タオルの除菌
◎衣類の除菌
◎アイロンがけ
◎最終兵器
◎オススメのタオル
◎除湿機と扇風機
◎芳香柔軟剤
◎朝・外出前
◎まとめ

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◎ニオイが出る仕組み

イヤなニオイの主な原因は、「温度」「水分」「栄養」そして、「細菌」の4つです。
この4つのうち、どの条件が欠けてもニオイは出ません。
だとしたら、みなさんはどの条件に目をつけますか?
人間には体温があり、汗には水と栄養分が含まれていますから、
「温度・水分・栄養」をなくすことはほぼ不可能です。
ということは、細菌をなくせばニオイはなくなるということです。
ただ、人の生活環境の中では、現実問題として
細菌をゼロにすることは不可能なので、
できるだけニオイの発生条件を少なくすることがポイントになります。


いずれにしても、一番のポイントは、「細菌」です。


洗濯用洗剤ではほとんど殺菌できず、物理的に洗い流すだけです。
ですから、細菌は生きたまま衣類に残り、
洗濯機や衣類に住み着いた状態で繁殖の機会をうかがっています。
そして条件が揃うと繁殖し始め、好条件が揃うほど強いニオイを出します。


細菌の種類、そして細菌が分解する栄養分によって、出るニオイが違います。
(食べ物や体調によってオナラのニオイが変わるイメージです)
代表的な「生乾きのニオイ」は、「モラクセラ菌」と「汗」の
組み合わせによって出るニオイだと言われています。
(汗そのものに悪臭はありません)


細菌をできる限り除菌し、残った細菌を繁殖させない方法は・・・


ということで、その方法を探っていきましょう。



◎洗濯機の除菌 (縦型)

洗濯機の中に顔を入れて、ニオイを確認してみましょう。
もわっとしたようなニオイ(異臭)がするなら、
それが洗濯漕内の細菌が出しているニオイです。


異臭を感じるなら洗濯漕の除菌です。
「塩素系漂白剤」を使って「漕洗浄」をやってみましょう。

※以下は縦型洗濯機についての話なので、
ドラム式の洗濯機を使っている人は、
この投稿をヒントにして調べてみてください。


「塩素系漂白剤」というのは、「キッチンハイター」に代表される漂白剤で、
主成分は、「次亜塩素酸ナトリウム」です。
除菌効果が強く、普段の生活では、感染症を防ぐのに活躍しています。
プールの水の除菌にも使われていて、
みなさんも「プールのニオイ」として認識していると思います。


洗濯機の除菌には、この「塩素系漂白剤」を一本全部使います。
簡単に言えば、洗濯物を入れず、塩素系漂白剤を入れて洗濯機を回すということです。


「漕洗浄」で調べると、少数ながら「塩素系はダメ、酸素系がいい」
という意見があることに気づくと思いますが、それは気にしないでください。
酸素系でも除菌効果はありますが、塩素系に劣ります。
マスターが紹介するのはあくまでも「除菌」を目的にした方法であって、
塩素系はダメという意見は、本質を勉強していない人たちの誤解です。
マスターは常に塩素系漂白剤を使っていて、
それでちゃんと結果を出していますし、世の主流も塩素系の殺菌です。
もちろん酸素系での洗浄をしてもOKですが、期待する効果がなかった場合は、
その後、塩素系でもやってみてください。


さて、洗濯機の除菌ですが、満水にした洗濯機に、
写真にある市販の塩素系漂白剤を1本全部注ぎます。
塩素系漂白剤は、ドラッグストアで1本60円ぐらいから売っているはずです。
そして洗濯機を数分間動かし、一晩放置します。
翌日それを排水したら洗濯機の除菌は終わりです。
あとは普段通りに使ってOKです。



<塩素系漂白剤>

主成分は 次亜塩素酸ナトリウム
特徴は 殺菌効果が強い 色落ちする
価格は 一本60円から150円
右に写っているのは100倍希釈スプレーで、キッチンや浴室で活躍します
















洗濯機にある「汚れとりネット」は、ゴミを取り除いたあと
塩素系漂白剤の原液をふりかけ3分ほど待って除菌し、水で洗い流します
マスターは素手で作業しますが、炊事用手袋をつけた方が安全です













◎タオルの除菌

タオルの中でも、身体を拭くタオルの除菌はとても大切です。
たとえばお風呂に入った後、細菌が残ったままのタオルで身体を拭くと、
せっかく洗ったばかりのきれいな身体に、
大量の細菌を塗りつけることになり、
その時点からニオイが出始めてしまうからです。
除菌しきれていないタオルで身体を拭くと、
タオルに潜んでいるもともとのニオイが、
水の蒸発によって強調されるため、
すぐに生乾きのニオイを確認することができます。


入浴後、身体を拭いたタオルのニオイをかいでみて、
生乾きのニオイが気になる場合はすぐに除菌が必要です。
おそらくそのタオルで拭いた身体からもニオイが出ていると思います。


ここで、「酸素系漂白剤」の登場です。
「酸素系漂白剤とは」、「ワイドハイター」などの名前で有名な漂白剤です。
主成分は「過酸化水素」です。
除菌効果は弱いですが、色落ちがしないことや、
繊維を傷めにくいことが特徴です。
除菌方法は、1時間ほど原液につけて、
その後タオルはすすがず、通常通りの洗濯でOKです。


酸素系漂白剤は、洗濯用洗剤や他の衣類と混ざっても大丈夫です。
また、洗濯用洗剤は、消臭効果が高いものを選ぶといいと思います。


「ふとんカバー・シーツ」「ハンカチ」「キッチンまわりのふきん類」も、
タオルと同じように考えてみてください。
状況にもよりますが、ふとんカバー・シーツは毎日洗う必要はないと思います。



<酸素系漂白剤>

主成分は 過酸化水素 
特徴 殺菌効果が弱い 色落ちしない
価格は 一本100円から200円 (写真は詰め替え用)
右に写っているスプレーには原液が入っていて、
衣類の気になる部分に直接スプレーしています















◎衣類の除菌

菌が繁殖しやすい襟まわりと脇の下、そして下着や靴下の気になるところにも、
酸素系漂白剤の原液をスプレーし、数分おいてから洗濯しましょう。
そうすることで、なにもしないよりもはるかに除菌ができます。



◎アイロンがけ

イヤなニオイの原因になるモラクセラ菌は、
60度以上の環境で死滅すると言われています。
干す前の「濡れているとき」にアイロンがけをし、
衣類を高温状態にして除菌します。
ニオイが出やすい首周りや厚みがある部分は念入りにかけましょう。
アイロンがけによって、衣類が乾く直前まで加熱してしまえば、
乾燥の手間も節約できます。


※足のニオイが気になる人は、
洗濯直後の靴下の指先周りのアイロンがけも効果的です。
除菌もでき、乾きも早く、一石二鳥です


大切なのは、「洗濯直後の濡れているとき」です。
乾いた状態の衣類にアイロンをかけても、
菌が乾燥状態(防御状態・休眠状態)のため、除菌しにくいそうです。


また、衣類専用のドライヤー、「衣類乾燥機」を持っている人は、
できるだけ高温で乾燥させれば効果的です。
予熱をかけておき、一気に乾かせればそうしましょう。



◎最終兵器 衣類の煮込み

これは「力技(チカラワザ)」と言える最終手段です。
60度以上のお湯に15分以上浸しておく方法です。
ジーンズなどの厚手の衣類からイヤなニオイが出ている場合、
なかなかニオイが取れないときがありますよね。
それから、多くの衣類からニオイが出ていて、
大量に処理をしたいときもあると思います。
そんなときは、湯船に60度以上のお湯をはり、
その中に15分以上浸しておきましょう。
70度なら10分程度でいいかもしれません。
中途半端な温度では、逆にモラクセラ菌にとって快適な環境になってしまうので、
しっかり60度以上をキープしてください。
途中、沸かしたお湯を足すと効果的だと思います。

実験として、タオル1枚を鍋で煮てみるといいかもしれません。
効果があると確信できたら、気になる衣類でやってみましょう。



◎オススメのタオル

風呂あがりは、人間の身体からのニオイはほとんどありません。
ですから、風呂あがりに身体を拭くタオルの除菌の状況で
その後の体臭に差が出ます。
風呂の後に身体を拭くタオルとして一番のオススメは、
しっかり除菌された白いフェイスタオル
(30センチ×90センチほどのサイズ)を2枚です。


まず洗濯用洗剤でタオルを洗い、「洗濯洗剤で落ちる汚れ」を落とします。
洗濯後、通常ならそのまま干すはずのタオルを、
100倍希釈の塩素系漂白剤で、10~20秒ほど揉み洗いします。
タオルをよくすすぎ、しぼってから、除湿機や扇風機でできるだけ速く乾かします。
これで「オススメのタオル」の完成です。


この方法は、脂やたんぱく質の汚れを洗濯用洗剤で落とし、
洗濯用洗剤が苦手とする殺菌を塩素系漂白剤に任せるというものです。
色は白ですから、塩素系漂白剤を使っても、色落ちすることはありません。


ポイントは、「干す直前に塩素系漂白剤で除菌」です。
洗濯→除菌→乾燥、これが手順です。



(オススメのタオルの使い方)

入浴後、1枚目のタオルで身体についた水滴をおおざっぱに拭き取ります。
そして2枚目のタオルでしっかりと仕上げ拭きです。
とてもすっきりした仕上がりですから、身体を拭くのが楽しくなります。
大きな「バスタオル」だと、除菌しても手軽にしぼることができないため、
塩素系漂白剤での除菌が面倒です。
結果的に、面積は大きいのに体臭を防ぐ効果が少ないことになり、
家庭で使うにはオススメできない方法です。



(塩素系漂白剤の濃度の目安)

約100倍=水1リットルに対して塩素系漂白剤10cc 
除菌効果は強いですが、色落ちしますので、色柄ものには使わないでください。

※塩素系漂白剤のピンク色のキャップ一杯で約20ccです



余談:頭からのニオイを防ぐ

高温多湿の季節に髪の毛を乾かさないまま放置すると、
頭から出る汗や脂と水分を利用して細菌が繁殖し、ニオイの原因になります。
シャンプー類は、頭からのイヤなニオイをごまかすため、
強めの香料が入っているものがほとんどです。
しかし、ごまかすにも限度があるので、
入浴後は髪の毛をすぐに乾かすことをオススメします。
高温で速乾させるほど除菌効果がありますが、
乾かした後は、ドライヤーの「送風」で頭皮を冷やし、
頭皮から汗が出るのを抑えるといいと思います。



◎急速乾燥 除湿機と扇風機

除菌をしても、100%の除菌は不可能ですから、
次にできることは、細菌の繁殖を防ぐことです。
洗濯後、急速に乾かすほど、細菌の繁殖を防ぐことができます。
たとえば、よく洗ったタオルを30分で乾かせば、細菌の繁殖はほとんどありません。
しかし10時間かけて乾かしたら、細菌が繁殖してイヤなニオイが出ます。
ニオイ防止には、乾燥までの時間はとても重要です。


衣類を乾かすのは、風通しがよい直射日光がなによりですが、今の時代、
大きな庭つきの家に住む専業主婦という場面も少なくなりました。
特に一人暮らしの社会人は、洗濯ものを干す条件が揃いにくいと思います。
そこで活躍するのが、除湿機と扇風機です。
これらは、細菌たちが繁殖する前に衣類を乾かす役割を果たします。
特に梅雨時は頼りになる存在です。


使い方は、洗濯物を干す部屋で、あらかじめ除湿機を稼動させておきます。
干すときは、除湿機から出る風が直接洗濯物に当たるようにします。
さらに扇風機を使い、洗濯物全体に向けて首振りにしておけば、
ただ部屋の中に放置するよりも格段に速く乾きます。
一人暮らしなら、洗濯物を干す部屋は、脱衣所がいいと思います。
ユニットバスならその中でOKです。


検索してみたところ、除湿機と扇風機で2万円かかりません。
最安値で見ると、1万円でそろってしまいます。


衣類専用の「衣類乾燥機」は、
「高価、場所をとる・除湿ができない・電気代がかかる」
などのデメリットが目立ちますが、
除湿機と扇風機なら、安くて他の使い道もありますから便利です。


たとえば、その女性がモテない本質的な理由が、
「体臭(生乾きのニオイ)」だったとします。
彼氏が欲しい人や結婚したい女性が、
体臭があるまま合コンや婚活パーティーに行っても、
何万円もお金を使って自分の不評を広げるだけです。
体臭のほとんどは細菌が原因ですから、除菌をすることで防げます。
除湿機と扇風機を買って体臭をなくしてしまった方が、
本質的な解決になるわけです。


体臭が原因で思うような人生にならない人は、世の中に多くいると思います。
自分では気付かないかもしれませんが、
もし自分の体臭が判明したら、とにかく体臭をなくすことです。
そして現代の文化背景の中で、
体臭をなくすのに欠かせないのが除湿機と扇風機です。
ただ、ここでマスターが「オススメはこちら!」と、特定の商品をすすめしてしまうと、
ただの商業ブログになってしまいますので、みなさんの判断で探してみてください。


乾燥機や除湿機がない人は、扇風機と電気温風器(電気ヒーター)があれば、
その組み合わせでもなんとかなります。
電気ヒーターは、洗濯物が落ちても火事にならないように、
安全な場所に置いてくださいね。



余談:除湿機

昔は、専業主婦が晴れた日に洗濯をし、
自宅の庭でのびのびと干すことができたため、
除湿機がなくても不便はなく、さらにみんなが今よりも臭かったため、
それほど気にする人はいませんでした。
現代は、満員電車を筆頭に、他人同士が密集することが増え、
「ニオイ」に対して敏感になっています。
昔の日本なら、子供がおしっこまみれ、ウンチまみれが当たり前、
付き合も、近所や身内だということもあり、ニオイが強くてもよかったんです。
しかし現代の日本ではそれらが嫌われるようになり、
その流れで、体臭が強いことは愛ではなくなってきました。
スマホほど必需品ではありませんが、
除湿機も必需品になりつつあります。

※「衣類乾燥機」を持っている人はそのまま使っていいと思います
60度以上の温度で乾かすことで、除菌効果が得られます




◎芳香柔軟剤

洗濯時に「芳香柔軟剤」を使うことも知恵のひとつです。
ただ、強い香りにならないように、控えめにするのがオススメです。
みなさんも、強い芳香剤に頭がくらくらしたことがあると思います。
使うのは、メーカー指定の半分以下の量で充分だと思います。
芳香柔軟剤を薄めて衣類にスプレーする人もいるようです。
お好みで試してみてください。



◎朝・外出前

人は寝ているうちに「寝汗」をかき、細菌はそれを栄養として増殖します。
汗をかかないようにすることはほとんど不可能ですから、
外出直前にシャワーを浴びれば、体臭はかなり軽減されます。
起床後にシャワーを浴びない場合は、
固くしぼった「オススメのタオル」で身体を拭き、
気になる部分に制汗スプレーをつけ、
しっかり除菌した服を着て出かけましょう。


体臭が気になる人は、シャツを一枚持って出かけてもいいかもしれません。
午後の休憩のとき、新しいシャツに着替えたら、気分がいいはずです。
他人には、「汗臭いのイヤだから」と正直に言い、
自分の気使いをアピールすれば、
その気使いを理解できる人があなたの周りに集まってきます。
着替えを知られたくない人は、同じシャツを持って出かけるのも工夫のうちです。



◎まとめ

一連の流れです。

・洗濯機の除菌(塩素系漂白剤)
・衣類とタオルの除菌(酸素系漂白剤)
・風呂上りは塩素系漂白剤で除菌したタオルを2枚使って身体を拭く
・頭髪の急速乾燥も大切
・芳香柔軟材を使う(水に溶いてスプレーも)
・干す前にアイロンがけ(60度以上の熱湯に15分つけ置きでも可)
・除湿機と扇風機で急速乾燥(衣類乾燥機を持っているなら高温で)
・外出前のシャワーが効果的
・着替えのシャツを持って外出
・制汗スプレーも効果的


「除菌」という作業には、感染症を防ぐ目的の他に、
イヤなニオイを防ぐ目的もあります。
現代社会では、イヤなニオイを防ぐための除菌も、
「愛をそそぐ努力」のひとつです。



以上です。
最後までありがとうございました。

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