2017年6月11日

多重恋愛 (ポリアモリー)

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先日、娘に誘われ、

「人は見た目が100パーセント」

というドラマを一緒に見ました。


みなさんはこのドラマ、知ってました?
マスターは初めてちゃんと見たんですが、
軽快なテンポで楽しく見ることができました。


主人公は若い女性です。


彼女が初デートの待ち合わせで、
相手の男性から二股(またはそれ以上)をかけられていることが発覚したシーンになると、
娘は、

「えー!それはないよね!」

と、お怒り気味でしたが、
マスターは昔、恋愛ではいろいろとやっていたので、

「まあいいんじゃないの」

としか答えられませんでした・・・


世の中には、「ポリアモリー(互いに認知している多重恋愛)」という考え方があり、
ドラマでは、男性が他の彼女のことを隠そうとしない様子から、
そのシーンはおそらくポリアモリーについての描写だと感じました。


さて、「ポリアモリー」という考え方に興味がある人も多いと思いますが、
マスターの経験上、「長く愛されたい」と本気で願うなら、
やめた方がいいと思います。
たとえばダイエットの目標をかがげても断念するのと似ていて、
ポリアモリーを「理想」としてかかげても、
その理想だけが一人歩きし、人間がついていけなくなることがほとんどだと思います。


マスターが「長く愛される」という意味でポリアモリーに否定的な理由は、
短く言えば、「愛にたどりつく道のりが遠回りになるから」です。
複雑な人間関係の中で、互いの関係が深まるほど、
プラス感情と同じようにさまざまなマイナス感情が芽生えます。
仮に、誰かが妊娠すれば、人間関係のバランスが崩れるのは明らかで、
崩れたバランスを修復するのは困難です。


冒頭の、「マスターは昔、恋愛ではいろいろとやっていた」というのは、
「ポリアモリーに近い状態を体験した」ということで、
実感として、ポリアモリーの限界を見てきました。
やはり「愛と平和」を実現するには、
「相手の幸せを願う気持ちとその実力」が大切であり、
ポリアモリー思想には、長期間それを保つ力はないと思います。


ポリアモリー主義で心が安定しているなら、本来のポリアモリーと言えます。
しかし、おそらく99%の人は、当初の理想通りの展開にならず、
心が不安定になると思います。
ポリアモリーを、「博愛」や「平等」の象徴のように考える人もいると思いますが、
行き着く先は、「ただ寂しく、遊んでくれる人が欲しかっただけ」かもしれません。
いま、「ポリアモリー」を楽しんでいる人も、
少し引いた視点から、それは果たして「愛」なのか考えてみてください。

※「愛とは 長く愛されない理由」参照



◎判断基準

本当の意味でポリアモリーを実践しているかどうかの判断基準は、
結局のところ、「心が安定しているか・自分を愛しているか」です。
自分自身を愛している人が多重恋愛をしているなら、ポリアモリーの実践者と言えますが、
自分を認めてくれる人がたくさん欲しくて、複数の肉体関係を持っているだけなら、
むしろ自分を粗末に扱い、自分の価値を下げている行為です。


また、多重恋愛という複雑な人間関係に身を置くことが、
病気(性病・神経症)や暴言、暴力、恨みなどにつながるなら、
やはりそれは愛ではありません。
心を落ち着かせ、安心して安定した時間を長く過ごすことが、
長く愛されている状態です。


だれかとセックスをしているその瞬間だけでなく、
自分が置かれている全体的な状況を「幸福」と感じているでしょうか。
幸福だと感じているなら、ポリアモリーと言えます。
逆に不安があるなら、ポリアモリーではなく、ただ寂しいだけかもしれません。



◎ポリアモリーの実力がある人

愛とは、「私もあなたも周りも楽しい」という状況ですから、
互いが嫉妬をしてもされても愛とは言えませんし、
周囲が不快な思いをしても愛とは言えません。


ポリアモリーが愛の表現方法であるなら、
実現できるのは、「自分を愛し、溢れる愛をそそぐ実力がある人」です。
つまり、お酒・タバコ・ギャンブルに頼らず、常に穏やかで、
過食や過趣味もなく、揺るぎないプライドを持ち、
「オリジナルブランド」として生きている人です。


単に「ポリアモリーのようなもの」なら、世の中には多数存在します。
しかし本当の意味でのポリアモリーを実践できる人は少ないと思います。
「愛と平和のポリアモリー」の実現には、高度な精神状態が要求され、
その場しのぎや思いつきでどうにかなるものではないからです。


また、ここが大切なところですが、ポリアモリーの実力がある人は、
オリジナルブランドとして自立していますから、他の生き方もできる人です。
現代の日本の社会制度では、一対一の付き合いの方が、
「私もあなたも周りも楽しい」という状況を作りやすいですから、
多重恋愛を選ぶことはないはずです。
ポリアモリーの実力がある人は、ポリアモリーを選ばないということです。



◎マスターの「ポリアモリー」のような経験

マスターは、20代の10年間ほど、ポリアモリーのような経験をしていました。
まず「本命」と言うのか「一番」と言うのか、いずれにしても「軸になる彼女」がいて、
その他に数名の彼女がいたんです。


女性と付き合うときは
「オレは彼女がいるんだけど、それでも君と身体の関係を持ちたい」
と提案し、相手の了承を得て、交際が始まります。
動物のオスとしては仕事熱心だったため、
多い日は1日に3人とセックスすることもあり、
多重恋愛と呼べる生活だったと思います。


状況としていくつか例を挙げると、
「朝マスターの部屋に来た彼女が、前日から泊まっている彼女を、
マスターの車で駅まで送っていく」
「2人が裸でベッドに入っているとき、
マスターの部屋に忘れ物を取りに来た彼女と、ベッドの中から普通に会話する」
「彼女同士が2人だけで旅行に行く(マスターは他の彼女と遊んで過ごします)」
などがあり、10年間で30人ほどと付き合いました。


当時は「ポリアモリー」という言葉を知らなかったので、
「公認の浮気」という感覚でしたが、
今考えると、隠し事なく複数の女性と付き合っていたので、
「ポリアモリーのようなもの」と言えるかもしれません。
長くなるので書きませんが、もちろん理想通りの展開にはならず、
別れはもちろん、いろいろなことがありました。


自己紹介」にも書いたように、今の妻と出会ってから気持ちが変わり、
ポリアモリーのような状態に終止符を打ち、結婚しました。
先日16年目を迎えましたが、結婚後は「妻だけ」という生活を楽しんでいます。


結婚を経験し、子育てを経験し、この20年で人生経験も増え、アラフィフになりました。
現在は、ポリアモリーのような時代とは比較にならないほど、
充実した人生になったと感じています(今後はどうなるかわかりません)。


「ポリアモリー」のような10年間、そして結婚後「妻だけ」の15年間の経験から、
仮に今、マスターと同じ価値観の人がいれば、昔とは違う落ち着いた気持ちで、
「ポリアモリー」を楽しむ実力が身に付いたように感じます。
しかし不思議なことに、妻や子供たち、周囲との平和な関係を考えると、
ポリアモリーに魅力を感じなくなりました。
(多重恋愛に興味がないだけで、女性のことは好きです)



◎まとめ

マスター個人の経験からですが、
「ポリアモリー」は、人の寂しさを一時的に埋めるために有効かもしれません。
しかし人類を愛に近づける力はないと思います。
大切なのは、「私もあなたも周りも楽しい」という状況かどうかです。
長く愛されたいなら、自分を長く愛し、周りに愛をそそぎ続ける必要があり、
現代社会を背景にしたポリアモリーでは、その実現はほぼ不可能ということです。


ポリアモリーについて悩んでいる人は、
ポリアモリーが自分に対する愛なのか考えてみてください。


ポリアモリーが楽しくて仕方ない人は、
自己責任で、しばらくそのまま楽しむのもアリだと思います。


そして「私には縁がないです」という人も、
とりあえずこの記事をブックマークしておいてください。
マスターが娘と見たドラマ、「人は見た目が100パーセント」のような展開が
いつ来るかわかりませんし、そんなとき、この記事がお役に立てるかもしれません。

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「お父さん しっぱい! テへッ たべてネ!!」 だそうです
左のオムレツはほぼ成功のようです


















先日、体験学習で滞在したスタッフと母がモンキーバナナを植えました
パッションフルーツは順調です (いつか写真を撮りますね)