2017年5月14日

価値観の違い

(読了目安7分)人気ブログランキングへ


今回は、

「長く愛されないのは、
価値観の違いを認めていないからです」

という話です。


「価値観の違い」によるトラブルは絶えません。
人間関係の不和や、別れの原因は、
いつも「価値観の違い」と言ってもいいほどです。


人が価値観の違いを乗り越えることができれば、トラブルの多くは解決します。


「価値観の違い」については、2つの考え方が大切です。


ひとつは、価値観の違いに「感謝」する考え方です。
「価値観の違いがあるからこそ、自分が自分でいられる」というものです。

「価値観の違いを否定するということは、自分を否定することになる」
「価値観の違いがあるから、私は私としてここに存在する」
「自分と他人を区別しているものこそ価値観の違い」

この考え方を理解すると、価値観の違いに遭遇したときでも
「ストレス」を感じることはなくなり、むしろ感謝できるようになります。
感謝の気持ちは人を幸せにしますから、価値観の違いが自分の幸せになります。


ふたつめは、他の価値観を「認める」考え方です。

「自分の価値観が世界の中心ではない」
「自分の価値観を認めてもらいたいなら、相手の価値観を認める必要がある」
「どうしても価値観の統一をしなければならないなら、
人間の進化の方向で統一することが愛」

という考え方で、今回の話はこの「認める」という話です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

まずは以下のやり取りを読んでみてください。

登場人物は、「豚」・「昔の日本人」・「今の日本人」・「未来の日本人」です。


「豚」が、食前に手を洗っている「昔の日本人」に向かって言いました。
「手を洗うなんて神経質だなあ、水がもったいないだろう。
私は手なんか洗わないで生きてきた。
水なんか使って手を洗うのは神経質すぎるし無駄なことだ。
手洗いはやめるべきだ」



「昔の日本人」が、食前にアルコールで手を消毒している「今の日本人」に向かって言いました。
「アルコールを使うなんて神経質だなあ、水だけで充分だろう。
私はアルコールなんか使わないで生きてきた。
アルコールで手を洗うのは神経質すぎるし無駄なことだ。
アルコール消毒はやめるべきだ」



「今の日本人」が、毎日全身消毒をする「未来の日本人」に向かって言いました。
「全身消毒するなんて神経質だなあ、アルコールで充分だろう。
私は全身消毒なんかしないで生きてきた。
神経質すぎるし無駄なことだ。全身消毒はやめるべきだ」



この会話は、それぞれが相手を否定し、自分の主張を通そうとしています。


これが「自分の考えが世界の中心」という思考です。


自分の考えが世界の中心になってしまうと「価値観の押し付けあい」になり、
個人レベルでは、「小言の応酬や暴力」、国家レベルでは、「戦争」の原因になります。



上記のやりとりを以下のような思考に変えられたら、争い事はなくなります。



「豚」が、食前に手を洗っている「昔の日本人」に向かって言いました。
「ほう、あなたは食前に水で手を洗うんですね。
私とは違いますけど、そういう考え方もあるんですねえ」



「昔の日本人」が、食前にアルコールで手を消毒している「今の日本人」に向かって言いました。
「ほう、あなたは食前にアルコールで手を消毒するんですね。
私とは違いますけど、そういう考え方もあるんですねえ」



「今の日本人」が、毎日全身消毒をする「未来の日本人」に向かって言いました。
「ほう、あなたは全身消毒をするんですね。
私とは違いますけど、そういう考え方もあるんですねえ」


この会話ならどうでしょう?


相手を認めているわけですから、争い事に発展することはありません。



次、もうひとつ、身近な例で書いてみましょう。


「自分の子供が病気になるのを防ぎたい」・・・親ならだれでも思うことです。


32歳で一児の母A子さんは、常に子供周辺の衛生に気を使い、
その甲斐あって子供はほとんど病気をしないまま6歳になりました。
ママ友の子供たちと比べるとカゼや感染症が少なく、
また、虫歯も一本もありませんでした。
そのおかげで、病院に行くこともほとんどなく、歯医者にも行かず、
子育てに余裕もあり、子供との落ち着いた生活を楽しんでいました。


しかし周囲の主婦たちの目は、A子さんの衛生に対する気使いに批判的でした。


「そんなに神経質にしなくても子供は死なないわよ、やり過ぎよね」
「むしろ少しぐらい病気になった方が免疫力が上がっていいんじゃないの」
と裏でささやいていたんです。


これは実際あるパターンで、子供周辺の衛生に気を使うと、
「気の使い過ぎ・神経質」などと、まるで「悪いこと」のように言われることがあります。


周囲と比べて明らかに子供の病気を予防しているA子さんでしたが、
周囲からは「神経質」と批判的に見られていました。


しかし、仮に以下のようなことが起こったらどうでしょうか。


A子さんのやり方に対して
「そんなに神経質にしなくても子供は死なないわよ、やり過ぎよね」
「むしろ少しぐらい病気になった方が免疫力が上がっていいんじゃないの」
と批判している母親たちが、子供たち(乳幼児)を連れて、
発展途上国の山奥の村に行ったとしましょう。


発展途上国の山奥の子供たちは、下半身は裸で過ごします。


乳幼児たちは手も洗いませんし、うんち、おしっこは垂れ流しです。


親が知らないところで排泄物をコネコネして遊んでいる子供もいますし、
家畜もそのあたりを自由に歩いています。


そんな環境で現地人と同じ生活をさせた場合、
その母親たちはきっと衛生面で不安になるでしょう。


「手を洗いたい、ウンチを拭き取りたい」と、水や布を要求した時、
「そんなに神経質にしなくても子供は死なないわよ」
と、現地人から言われるわけです。


そのとき、A子さんを批判していた母親たちは、
日本での自分の言葉の無責任さ、配慮のなさに気づくかもしれません。



◎清潔化

人類の文明の進化は、「清潔化」と比例しています。


病気から逃れるため、より清潔な環境を選んで生きてきた歴史が、
今の人類の生活を作り上げました。


ですから、集団生活や結婚生活などで、
「手を洗う」という価値観と、「手を洗わない」という価値観を、
どちらかに統一しなければならない場合があるなら、
より清潔な方で統一するのが人類の歴史に沿った考え方です。


ここまでをまとめると、

お互いが価値観の違いを認めあう。
価値観を統一しなければならない場合、
歴史に沿った方で統一する。

ということです。


では上記を踏まえて、長く愛されるためのヒントです。


こんなことを言う女子高生がいたとします。

「みんながペットボトルで回し飲みをしてるときに、K子だけしなかったんです。
なんだかイヤな感じでした。K子のせいで場の雰囲気が悪くなりました」

みなさんは、この言葉を聞いてどう思いますか?


回し飲みをしないK子さんは、親からそう教育をされてきたからです。


「回し飲みは汚いからやめなさい」という表現で教育されてきたかもしれませんが、
実際、親が回し飲みをさせない理由は、口内菌の経口感染を防ぐためです。


特に虫歯の原因菌とされている「ミュータンス菌」の感染を防ぐためだと思われます。
菌の感染を防ごうとする行為は、清潔化の一環で、人類の歴史に沿っています。
ですから、回し飲みしたくない人がいるなら、その考えを認めることが大切です。


「回し飲みはしないんですね。私とは違いますけど、そういう考え方もあるんですね」、
周囲がこう考えられるようになれば、K子さんは周囲から批判的に見られなくなり、
周囲の気持ちも、「場の雰囲気が悪くなる」ではなく「K子はそれでいいと思うよ」
となり、ストレスにはなりません。


ムリに回し飲みに参加させることは、歴史の逆行です。
回し飲みを拒否する人を批判する行為は、価値観の押し付けだけでなく、
自分の無知を自白しているようなものなんです。


「仲間意識」は大切です。
しかしわざわざ虫歯の原因菌を保有する仲間になる必要はありません。
ですから、回し飲みの拒否を「快く認める」ことが、大人の思考です。
さらに、「回し飲みはやめよう」となれば、
そのグループは「大人の価値観」に近づいたことになります。
回し飲みに参加しない人を排除するかしないか、
そのグループの知恵が試されるところです。


マスターはいつも、
「愚痴や批判はしてはいけない・マイナス発言はやめましょう」
と言っていますが、それは、子供の思考のまま発言をしてしまうと、
発言者自身が自分の無知を宣伝することになるからです。
みなさんは、長く愛されたいと願っているはずです。
ですから、愚痴や批判をして自分の価値を下げることのないようにしてください。



◎まとめ

自分に理解できない他人の行動は、時にイライラするかもしれません。
しかしそれは、「価値観の違い」が原因である場合が少なくありません。


価値観は、国によっても人によっても、年齢や性別によっても違います。


長く愛されない理由は、価値観の違いを認めないからです。
それぞれが自分の価値観を通そうとするのではなく、
お互いの価値観を認めあえるようになれば、
長く愛される人が増えていきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ブログランキングに参加しています。
応援のクリックをいただけたら嬉しいです。



娘が巣箱を作りました
卵の殻に鳥の絵も描きました























水風船の中に入っているのは・・・

















ゼリーでした
娘は風船で作る丸いゼリーにハマっています


















ここ数日料理モードの娘は、人生初のオムレツ作りに挑戦
手前がお父さんが作った「見本」、あとの2つは娘のです


















母の日の今日、お母さんに食べてもらうためにがんばりました
数時間後、11回目の挑戦でなんとか形になりました
(マスターがつきっきりで教えましたけどね・・・)