2017年4月20日

コカ・コーラと養命酒

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今回のテーマは「コカ・コーラと養命酒」です。

養命酒も出てきますが、主に、「コカ・コーラは身体に悪いのか」という内容です。
この投稿の内容が想像できる人は読まなくていいですが、「どういうこと?」と、
少しでも興味がある人は、どうぞ最後までお付き合いください。


・・・

みなさんは「コカ・コーラ」って知ってますよね?
世界で一番売れている飲み物ですから、知らない人はいないと思います。


では「養命酒」って知ってますか?
健康ドリンクというか、「健康酒」と言えばいいのかもしれません。
体質改善・滋養強壮など、身体に良いものとして売られている日本のお酒です。


世の中では、コカ・コーラは身体に「悪い」と思っている人と、
養命酒は身体に「良い」と思っている人がいます。
さて、本質はどうなのか、マスターと一緒に考えてみましょう。


まず「コカ・コーラ」です。
コカ・コーラは、1800年代後半、薬剤師によって考案された飲み物だそうです。
現在で言えば、滋養強壮系の「エナジードリンク」として発売され、
その時代の法律によって少しずつ成分を変えながら、今に至ります。
中になにが入っているかは一部「ヒミツ」とも言われていますが、
主な成分は、桂皮などの「生薬系」と、レモンなどの「柑橘系」、
さらに「液状ブドウ糖・砂糖・カラメル・酸味料・香料・カフェイン」です。
そしてこれらを「炭酸水」で割ったものが、コカ・コーラです。
まとめると、
生薬・柑橘類・液状ブドウ糖・砂糖・カラメル・酸味料・香料・カフェイン・炭酸水
これがコカ・コーラの成分です。
日本では、「清涼飲料水」に分類されます。



次に、「養命酒」です。
養命酒は、400年以上の歴史があるとされる日本の飲み物です。
養命酒というと、「健康になるため」「健康増進」というイメージがあります。
14種類の生薬の成分が、「お酒」に溶けていて、
その14種類の中には、コカ・コーラにも含まれている「桂皮」もあります。
14種類の生薬・みりん・液状ブドウ糖・カラメル・アルコール
これが養命酒の成分です。
日本では、「お酒」に分類されます。


成分を見ると、実は両者は似ている飲み物だということがわかると思います。
両者とも滋養強壮が本来の目的ですし、色が「濃い茶・黒系」なのも似ています。


養命酒とコカ・コーラを飲んだことがある人に想像してもらいたいんですが、
養命酒からアルコール分を取り除き、それを、「冷えた炭酸水」で割ったらどうなると思います?
・・・なんだか、コカ・コーラ系の飲み物になるような気がしませんか?


両者が似たような成分であれば、違いは、
「成分が炭酸水に溶けているか、アルコールに溶けているか」
ということになります。
お酒は、妊娠したときや病気のときに、まず真っ先に「やめなさい」と言われるほど、
身体に悪影響をおよぼすことはわかっています。
実際、養命酒には、「車の運転をする人は飲まないでください」とあります。
飲むと意識が正常ではなくなる、ということです。
ということは、コカ・コーラの方が健康志向と言えるかもしれません。


しかし世の中には、コカ・コーラに対するマイナスイメージを持っている人が多くいます。
では、コカ・コーラのどんなところがマイナスなんでしょうか・・・
以下、ちょっと長くなりますが、ゆっくり考えてみましょう。


まず「炭酸水」ですが、炭酸水は自然界に存在し、
ヨーロッパでは昔から飲まれていたものです。
ペリエを代表として、日本では「オシャレな飲み物」という位置付けもあり、
炭酸水の印象は悪くありません。
また、ビールを飲んでいる人にとっては、「炭酸入り」は当たり前の飲み物です。


次に、桂皮などの生薬、そして果物の柑橘類は、
日本では一般的なものですし、むしろ健康イメージです。


コカ・コーラには「肥満」のイメージがあったり、
酸で「歯が溶ける」というイメージがありますが、
カロリーは100gあたり50キロカロリー程度で、
他の飲料と比べて飛び抜けて高いわけではありません。
また、コカ・コーラで歯が溶けるのは事実ですが、
それは数日間コカ・コーラの中に浸したときに限りますし、
オレンジュースやお酢の中に浸しても歯は溶けます。
つまり、「コカ・コーラは歯が溶ける」と言うなら、
「オレンジジュースは歯が溶ける」とも言えるわけです。
普段の生活では「唾液」が口の中を洗い流しますので、
コカ・コーラを飲んで歯が溶けることはありません。


「都市伝説」としていろいろな「黒い噂」がありますが、
たとえば「カラメル・酸味料・香料などに発ガン性物質が入っている」
という噂については、コカ・コーラシリーズには、たぶん入っています。
しかし問題にならないほど微量で、毎日10リットル飲んでも、
「発がん性物質」によるガンにはならず、糖尿病など、他の疾病で命を落とすと思います。
また、調べれば、他の飲み物にも同じように「発ガン性物質」は入っていると思います。
現代の精密な機械で測れば、どんな飲み物の中にでも「発ガン性物質」が
検出される可能性がありますが、「問題にならないほど低い数値」のため、
販売の許可が出ているということです。
コカ・コーラから「発がん性物資」と思われるものだけを取り出し、
それを大量に飲めば、ガンになる可能性は高いかもしれませんが、
それが非現実的なことだと理解するのは簡単です。


冷静に考えれば、コカ・コーラにまつわる黒い噂は、
先入観や無知からのものだとわかります。


ではなぜ黒い噂が流れるのか・・・
その理由は単純です。
コカ・コーラが世界で一番売れているからです。


コカ・コーラは世界で一番売れている飲み物ですから、
他社はどうにかして表舞台から引きずり下ろしたいはずです。
「出る杭を打ちたい・足を引っ張りたい」ということです。
そのため、コカ・コーラの黒い噂が流れるわけです。
売れっ子の芸能人に「黒い噂」が流れることがよくありますが、
コカ・コーラの黒い噂は、それと似た理屈かもしれません。
時々不倫などをスクープされ、ほんとに黒くなってしまう芸能人もいますが、
コカ・コーラはいままで一度も黒くなったことはありません。
コカ・コーラ社だって儲けたいですから、どんなに精度の高い検査を受けても、
そしてどんなに悪意のある検査をされても、それをクリアし続ける必要があるわけです。
現在の検査精度はとても高いですから、悪いことをすればすぐにバレてしまいます。
おそらく、コカ・コーラほど多くの検査を受けた清涼飲料はなく、
それでも目立った毒性は見つかっていませんから、
むしろ安全な飲み物だということが証明され続けていると言えます。


「発ガン性物質」という言葉に関しては、多くの人が誤解し、敏感になっているように感じます。
たとえば「○○○の中に発ガン性物質が検出された」と聞くと、
人は「食べたらガンになる」と勘違いしてしまうのかもしれません。
しかし発ガン性物質には、人体が発ガンに至る「量」があり、
無害な量を摂取するならもちろん無害です。


健康食品だと信じられている食品にも、
厳密な検査をすれば、「発ガン性物質」は入っているかもしれません。
大げさに書けば、人類の科学で可能な究極の分析をすれば、
あらゆるものに発ガン性物質が見つかるかもしれません。
究極の分析を経て、「全ての食品に発ガン性物質が入っている」
という結果になってしまったら、人類が食べられるものはなくなるんでしょうか・・・
そんなことはないですよね。
たとえば検査機関が
「この清涼飲料には微量な発ガン性物質が検出されました。
毎日20リットル、50年以上飲み続けた場合、ガンになる可能性があります」
と言っても、みなさんは「非現実的だね」と、気にもとめないはずです。


また、ガンによる死者が増えているという現実も、
「発ガン性物質」という言葉に対して人々を敏感にさせています。
ガンによる死者数が増えていることの本質は、
「発ガン性物質を含む食品が増えているから」ではなく、
人類の医療レベルが以前より「上がった」からです。
医療レベルが上がり、ガン以外の病気を治せるようになったため、
まだ治すことができない病気「ガン」で亡くなる人が増えてきたわけです。
以前は、ガンになる前に、他の病気で亡くなる人が多かったんです。
いま、ガンで亡くなる人が多くなった理由を、単に
「発ガン性物質を含む食品が増えたから」
と考えていると、本質を見失うことになります。



◎コカ・コーラは健康飲料?

いままでマスターは
「コカ・コーラって健康飲料だって知ってる?」
と数十人に質問してきましたが、
たった一人だけ、
「はい、知ってますよ」
と答えた女性がいました。


普段から聡明な女性だったので、なんとなく説得力があり、
マスターとしては嬉しい限りでした。


彼女は旅が好きな女性で、
「アジア旅行のときに下痢をすると、コカ・コーラを飲んで治すんです」
と言っていました。


生薬には、殺菌や健胃整腸効果があることを考えれば、この方法は間違いではなさそうです。
発展途上国だと、質の悪い水に詰め替えをした可能性があるミネラルウォーターより、
詰め替えしにくいコカ・コーラの方が信用が高い、ということもあるんだそうです。




◎結局なにが悪いのか

コカ・コーラは、薬剤師が考えた栄養ドリンク、
今で言うところの「エナジードリンク」のようなものですから、
飲みすぎなければ身体に害があるものではなさそうです。


ではいったいなにが悪いのか・・・
いろいろ考えると、唯一思い浮かぶのは、
「精製された砂糖」ということになるかもしれません。


世の中には、「精製された白いものは身体に悪い」と信じている人がいるのは事実で、
そんな人たちが「砂糖は身体に悪い」と言っているのかもしれません。


しかし、砂糖はどの国でも、誰でも摂取していて、
現代人にとってとても重要な食品であることは間違いありません。
もし砂糖が悪いなら、砂糖を使っている他の食品も全部ダメということになります。
「単位当たりの砂糖の量が多いからダメ」と言うなら、コカ・コーラより砂糖が入っている
清涼飲料もダメということになり、コカ・コーラだけがダメな理由にはなりません。


やはりコカ・コーラの黒い噂の本質は、
「世界で一番売れているから」と言えそうです。


ここまで来ると、もうあとは、信じるかどうかの問題です。
「遠隔ヒーリング」の投稿のとき、効果についてマスターは、
「信じることに尽きる」、と書きました。
健康に良いと信じれば良いし、悪いと信じれば悪い、ということになるかもしれません。




◎危険ではない飲み物

マスターは、コカ・コーラが表舞台から引きずり落とされない理由は、
背景に黒い噂が諸説あるにしても、結局のところ「安全な飲み物だから」だと思います。
控えめに表現すれば、「危険ではない飲み物」と言ってもいいのかもしれません。


子供の思考では、コカ・コーラに対する黒い噂を、
「自分だけが知っている本質だ」と考えてしまうかもしれません。
その結果、「コカ・コーラは身体に悪いから飲まない・養命酒は身体に良いから飲む」
という結論に偏りがちですが、実際は、飲む量をわきまえれば、
お酒が入っていないコカ・コーラの方が、健康的な可能性もあります。


ただ、どんな飲み物でも、大量に飲めば身体に悪いです。
清涼飲料を毎日3リットル飲み続ければ、
どんなものを飲んでも身体に悪影響があることは、みなさんにも想像できるはずです。


コカ・コーラが危険なものではないとわかれば、
これまで「コカ・コーラは身体に悪い」と思っていたみなさんも、
コカ・コーラを飲んでいる人を見る目が変わってきたと思います。
少なくともコカ・コーラを飲む人たちを批判的な目で見ることがなくなりますから、
ストレスが減るはずです。


そしてもともとコカ・コーラを飲む人は、一層楽しんでください。
アルコールは入っていないし、安いし、どの国でも売っているし、
なんと言っても、おいしいですもんね。



◎まとめ

前々回の「晴れ女・雨女」、そして今回の「コカ・コーラと養命酒」。
ひとつひとつは些細な話題ですが、数十、数百という小さな話題に対する
みなさんの考え方や発言の積み重ねが、日々のあなたを表現していきます。


日々の会話に知恵があれば、知恵のある人があなたに近づき、
知恵がなければそれなりの人があなたに近づきます。


「コカ・コーラは身体に悪いに決まってるわよ」
「養命酒は身体に良いに決まってるわよ」


・・・さて、本質はどうなんでしょうか。

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