2017年3月8日

現代のお酒とマスターからの手紙

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◎現代のお酒

古来からお酒は「神聖なもの」として扱われてきましたが、
大量生産や大量流通が可能になってきた江戸時代には、
多くの家庭で気軽に飲めるものになりました。


お酒が「神聖なもの」だった時代は、
言ってみれば「選ばれし者」しか飲むことはできませんでした。
お酒との相性が良く、適量を飲むと頭の回転が良くなる限られた人です。
御神酒(おみき)として神事に使われるだけで、一般市民の手に入るものではなく、
「選ばれし者」が神事の時に限り、おごそかにお酒を飲み、
神と交信していたんです(※)。
現代では、「酔い」の状態は「変性意識状態」とも表現され、
その仕組みも解明されつつあります。


しかし300年ほど前からお酒が急速に世に広まり、
「アルコール適性のない人」
「アルコール耐性のない人」
「アルコールの飲み方を知らない人」
なども、お酒を気軽に飲めるようになりました。
安く大量に出回ったお酒の影響で、安易に飲んだ人々が
様々な問題を起こすようになると、お酒の神聖さは失われていきました。


その結果が、現代のお酒事情です。


お酒の「中毒性」は、だれもが認識しています。
「時々・少量」だからこそ神聖なお酒でしたが、
現代では、「儀式やお祈りを経てから少量のお酒を飲む人」は皆無で、
「ストレス発散・目先の快楽の追求」の道具になってしまいました。


マスターの知人には、お酒が原因で中毒になり、入退院を繰り返す人、
手の震えが止まらず子供から敬遠されている人、
死亡してもおかしくないような交通事故を起こしてしまった人もいます。
また、10代後半や20代前半は、お酒を飲むことが大人の象徴かのように、
慣れないものを無理して大量に飲み、急性中毒などに苦しむ人や、
最悪の場合は死に至る人もいます。
お酒がらみで、乱れた男女関係に巻き込まれる人、
暴力事件を起こす人、酔ったまま車に乗って人身事故を起こす人、
また、望まない妊娠をする人の話も後を絶ちません。
現代、お酒関係のニュースに、いいニュースはひとつもありません。
現代のお酒事情は、人が悲しむことばかりです。


なぜ「国」は、強い薬物である「お酒」を売るんでしょう?
国は本来、国民の利益のためにがんばるものなんです。
しかし国は国民にお酒を飲ませ、税金を徴収しています。
国がこんなやり方をしているうちは、国の発展は望めないかもしれません。
国民と国が本気でお酒について考えない限り、
お酒関連のビジネスやお酒関連の悲劇はなくなりません。


みなさんは、昔のお酒と現代のお酒の意味の違いを理解できると思います。
現代のお酒は、昔のお酒ではありません。
あらゆる種類のお酒がどこでも安く手に入りますが、
それは、だれもが簡単に薬物を手に入れることができる、ということです。
お酒は合法ですが、薬物です。
お酒は合法ですが、愛ではありません。
合法だからと言って、愛に反するものをすすんで飲む必要はないんです。


ということで、今回は、長く愛されたいみなさんに贈る、マスターからの「手紙」です。
年齢を重ねると強く言ってくれる人も少なくなると思いますので、
マスターが少し強めに、だけど愛をこめて書きますね。

以下に続きます。


<手紙>

あなたが知恵のある男性を求めているように、
知恵のある男性も、知恵のある女性を求めています。
知恵のある男性から長く愛されるには、
あなたが知恵のある女性になる必要があります。
お酒を飲む女性は、知恵のある女性と言えるでしょうか。

・・・

酒を飲まなければうまく続かない人間関係は、「ニセモノ」です。
人はなぜ酒を飲むのか、よく考えることが必要です。
多くの人が「ストレス発散のため・快楽のため」だと言いますが、
酒がなければ快楽を得ることができないのは、「子供の思考」です。
「薬物を摂取して快楽を得る」という意味では麻薬も酒も変わりません。
酒を飲むと「盛り上がる・楽しい」のであれば、なぜ酒を飲まなければ楽しめないのか、
なぜ「薬物」を摂取しなければ楽しめないのか考えてみるべきかもしれません。


酒は自分に自信がない人間が、現実逃避をするためや異性を口説くため、
享楽に溺れるため、快楽を得るために利用する薬であって、
人間にとって必要不可欠なものではありません。
現にマスターは20年ほどほとんど酒を飲んでいませんが、
なにも不自由することはなく、楽しく生活しています。
楽しむための知恵があれば酒がなくても楽しめます。


酒はあまりにも安易で、非建設的です。
殺人をしても覚えていなかったり、他人を巻き込んだ事故になりやすく、
酒で始まる肉体関係はざらにあり、やがて酒で終わる関係になりえます。
酒のせいにして異性を口説き、酒のせいにして浮気をします。
酒にまつわるニュースでいいニュースは聞いたことがありません。
それでも国が酒を売るのは、安易な現実逃避の道具を欲しがる国民に対して、
酒を売り税収を稼ぐための手段にすぎません。
酒は単なる逃げであって、酒を飲まなければ楽しめない人生こそ
受身の人生と言えます。


酒を飲む女性に知恵のある女性はいるでしょうか?
顔を赤くし、股を開き、愚痴を言い、吐き、イビキをかき、
帰りの時間を守らず酒のせいにする女性もいます。
酒を飲まない女性はそこまでになりません。
だから知恵のある男性が目を向けます。
酒を飲む女性に近づく男性は、身体が目的だったり、
一時的な享楽が目的です。
酒で始まり、酒が原因で終わる恋愛を体験した人もいるはずです。
「酒が別れの原因ではない」と言う人もいるかもしれませんが、
酒を飲まなければ人生を楽しめない精神状態の人、
言い換えれば「未熟な人同士」だから恋愛が続かないんです。


「酒を飲まない男なんておかしい」「酒を飲む人が好き」と言うのであれば、
それはあなたがまだ未熟だからです。
「酒を飲まない男は魅力的じゃない」と思うなら、
酒を飲む男と一緒になればいいですが、
結局その「酒を飲む男性」は、他の女性に目が移ることになります。
そして皮肉にもそれが酒の席であることが多くなります。


もし酒をやめられないなら、ただのアルコール中毒です。
中毒の女性には知恵のある男性は近づきません。
「少しぐらいならいい」と言い始めると、セーブすることは難しくなります。
そうであれば飲むこと自体をやめた方が賢明です。
飲まなくなれば、酒のない人間付き合いに変わり、
周りには知恵のある男性がたくさん現れるようになります。


いい出会いを望むなら、酒をやめることです。
飲まなければならない理由はないはずです。
「自分が尊敬する人も飲んでいるから飲む」とか
「疲れたあとの一杯がおいしいからやめられない」
などと言ってやめないのであれば、それもやはりただの中毒です。


マスターの言葉の意味がわかるようになるには時間がかかるかもしれませんが、
三悪として「飲む・打つ・買う」が数百年前から教訓とされているように、
酒の愚かさは日本人が数百年かけて伝えてきたものです。
酒を飲む快楽の向こう側に、酒を飲まない快楽があり、
その快楽は安定して長く続く快楽です。
「酒の楽しみを知らないなんてかわいそう」と言う人に対して、
「酒を飲まないと楽しめないなんてかわいそう」と思える知恵が大切です。


愛は酒とは別の場所にあります。

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