2017年2月27日

占いってなに?

(読了目安7分)人気ブログランキングへ


「占い」カテゴリー、第一話です。
このカテゴリーは、基本的に「占いは愛ではないです」というスタンスで書きますが、
頭から全否定するつもりはありません。
様々な視点から書きますので、長く愛されるために必要なものか、考えてみてください。


今後何話か、以下のような内容でいこうと思います。

◎占いってなに?
◎占いの値段
◎安い占い
◎今の日本は占いを取り入れているか
◎占いが当たる理由
◎占いが外れる理由
◎占い師の悩み
◎人はなぜ占い師になるか
◎占い師にとっての占い
◎顧客にとっての占い
◎占い師になるために必要なこと
◎どんな人が占いを利用するか
◎あなたにも占い(予言)ができます!

※このブログで書く占い師は、「女性占い師」をイメージしてください

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎占いってなに?
「占い」については諸説あり、「これ!」という定義は難しいですが、
古くは、神からの言葉(神託)を聞くための儀式でした。
選ばれた一部の人しか占い師になることはできませんでしたが、
現在は、実力はともあれ、自己申告で誰でも簡単に占い師になれます。
儀式としての要素はほとんどなくなり、「ビジネス」としての要素が強く、
主に若者の間で「悩み相談」的なイベントや娯楽になっています。
手相やタロットなど、いろいろな手法があるのは、顧客のニーズに応えるためや、
雰囲気を出して占いの内容に真実味を出すため、
そして他者と差別化して売上を伸ばすためなどです。
占いは、「当たる!」とか「当たらない」で評価されることが多いですが、
そのあたりの説明は追々しようと思います。
ここでは、占いを、
「現代の商業文化のひとつ」
「誰もが利用できるなんでも相談室」
と定義して話を進めます。



◎占いの値段
占いにはお金がかかることがほとんどですが、
有料の理由は、もちろん「占い師の生活がかかっているから」です。

しかしもうひとつ理由があります。

それは、「顧客の満足度を満たすため」です。
お金を払うと、占いをしてもらう側が満足するからです。

たとえば定員100人の講演会に50人ずつの2グループを招いたとします。
1つのグループは無料、もうひとつを有料にすると、
出口調査での満足度は、有料のグループの方が高いという実験結果になります。

これは、自分がお金を払った分を回収しようとし、話の内容をよく聞いているということがひとつ、
次に、自分がお金を払った分、「良かったと思いたい(いい物を買ったと思いたい)」
という欲があるからです。

裏を返せば、無料のグループの中には、講演中に他のことを考えていたり、
居眠りをしている人が多く、「無料だからどうでもいい」など、
講演を軽くとらえている人が多いというわけです。

占いが有料なのは、お金を払うことであなたが占い師の話をよく聞こうとし、
結果的に満足感が高くなるから、ということです。


占いが有料であることはOKですね?

では次に「料金設定」についてです。

占いの値段は、数十分で数千円、
場合によっては1万円、2万円なんていうのもあります。

時給換算にすると、かなり高めの設定のような気がしますが、
その理由は、大前提の「占い師が利益を得るため」という理由以外に、
以下のような理由があります。

第一に、料金が高い方が、聞く側が真剣に聞くからです。
100円の占いと、1万円の占いでは、聞く側の覚悟が違ってきます。
当然、1万円払った方が真剣に聞きます。
場合によってはメモをするほど気合が入ります。


第二に、高額の支払いで、「いい物を買った」という顧客の満足感を満たすことができるからです。
全く同じ商品を買うなら人は安く買おうとしますが、
占いの場合は、高額の方が顧客の満足度が高い場合もあります。


第三に、料金設定が高い方が、大人のお客様を集められるからです。
マスターの本業の飲食業界も同じで、料金設定が高い方が、大人のお客様が来店しやすくなり、
その結果、店内も静かでバタバタしない「大人の営業」ができます。

他にも高めの料金設定には理由があります。
場所代や備品などです。

通常、占い師は自宅で占いをしませんから、
占いをする場所を借りるための費用が、占いの料金に上乗せされます。

自宅で占いをしない理由は、
「部屋が散らかっているから」
「人が集まらないから」
「自分の子供がうるさいから」
「自宅の場所を知られたくないから」
「近所の目が気になるから」
「配偶者が嫌がるから」
など、理由は様々です。

また、対面の会話ですから、占いのムードを出すための備品が必要になります。
顧客は、仮に同じことを言われるなら、
「子供がチョロチョロして生活感あふれる個人宅」で聞くよりも、
「それらしい看板をかかげた雰囲気のある場所」を好みます。
占い師の服、アクセサリー、大道具、小道具などにもお金がかかり、
その分が料金に上乗せされます。


占いは「高い料金設定」の場合が多いですが、
その設定には、両者が得をするそれなりの理由があるということです。



◎安い占い
以前、占いの値段について、若い女性が言っていました。

「グループで申し込むと半額になるんですよ~」

これってどうなんですかね・・・

料金を半額にするというのは、占い師が、
たとえ自分の価値を下げてでも顧客を得ようとしているということです。
その本質は、顧客の母数を増やすことで「顧客リピート率」を上げ、
利益を出していこうという商売上の戦略です。
言ってみれば、自分の誇りを捨ててまで売上に固執しているということですが、
俗的な欲から解放されていない占い師に、的確な助言をする力はあるんでしょうか。

「値引きする占い師」と「安さを望む顧客」という組み合わせでは、
お互いに相手を軽く見てしまいますから、占い師が話す内容が同じであっても、
顧客の心に響かないはずです。

安い占いは、ただの体験としてならいいとしても、
本来求める効果はあまりないような気がします。

余談ですが、マスターも普通に占いができます。
東洋医学のドクター、セラピスト、ヒーラー、そしてなんと「占い師」からも、
恋愛・仕事・人生などの相談を受けることがあります。
マスターは生活がかかっていませんから、「顧客リピート率」など考える必要もなく、
愛を込めてなんでも伝える「超占い」です。
そんなマスターの「超占い」、いったいいくらでしょう!?

もちろん・・・

無料です。

無料と言っても、「助言に自信がないから無料でいいです」ということじゃないですよ。
たとえば地球をひとつの家族と考えた場合、
子供に助言をしてお金をもらう親はいない、ということです。
ただ、無料のせいなのか、言葉がうまく伝わらず、
マスターが心配していたとおりになってしまうことも少なくありません。
同じことを伝えるにしても、やはりムーディーな部屋で、
高めの料金設定で、じっくりと話した方が伝わるのかもしれませんね。


次回に続きます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ブログランキングに参加しています。
応援のクリックをいただけたら嬉しいです。